テックショップ東京 ~3Dプリンターやレーザーカッターが利用できる最新鋭のテクノロジー型DIY工房~
3Dプリンターやレーザーカッターが誰でも気軽に利用できるテクノロジー型DIV工房
新たな形のDIY工房が本日2016/2/22(月)日本に誕生しました。
その名も「テックショップ東京」。
テックショップ東京は、「米TechShop」と「富士通」が共同で設立した「テックショップジャパン株式会社」にて運営が行われます。
・場所:アーク森ビル内
・会員製の工房
費用・料金(入会金手数料/利用料/会費)
入会金(3,000円 税別)+利用料
※別途、工作機器を利用するにあたっての基礎トレーニング受講料が必要
で誰でも利用可能。
なお、法人、個人、学生、会員の家族などに料金が分かれており、会員の区分によって利用料が異なる。
個人会員の場合(工作機器が利用できるプラン)の料金
- 一日の利用料金
- 4500円
- 月間の利用料金
- 1万8500円
- 年間の利用料金
- 19万8000円
法人会員の場合の料金
5人契約で年間110万円~
設備(機材・機器)
縫製
家庭用直線刺繍ミシン・ロックミシン・カバーミシン(布用)、職業用直線ミシン(布用・厚地用)・刺繍ミシン(布用)、工業用平ミシン(厚物・革用)・腕ミシン(厚物・革用)、皮漉き機、編み機、キルト、アイロン、裁断台
カラーリング
大型プリンター、カッティングプリンター、デジタル捺染機、UVプリンター、転写プレス機 等
溶接
TIGレーザー溶接
木工
マシニングセンタ(木工用)、CNC木工旋盤、ボール盤、バンドソー
金属加工
フライス盤、旋盤、マシニングセンタ(金属用・樹脂用)、ボール盤、バンドソー、ワイヤーカット、ベンダー、グラインダー、メタル彫刻、定盤
樹脂
3Dプリンター(樹脂用)、レーザーカッター、真空成形機、3Dスキャナ
電気
プリント基板加工機、はんだごて、計測機器
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テックショップ東京では年会費・利用料で無制限に3Dプリンターなど最新鋭の機器の利用(出力)が可能!
東京赤坂に新たにオープンした工房内では、個人もメーカーになれるものづくりの空間として、木や金属の加工に必要な様々な最新鋭の工作機材(3Dプリンターやレーザーカッター、裁縫用ミシン、木材や金属の加工機器など)が50種類以上利用できます。
3Dプリンターなど最新鋭の機器の試作・体験に最適
大きな機械は金額や設置スペースの問題もあり個人では所有するのは難しいのが現状です。
例えば、近年注目の3Dプリンターも所有すると高額な費用が掛かりますし、レンタルであったとしも費用・場所の面で問題があります。出力サービスを利用するのもそれなりの費用が掛かります。
しかし、この工房では年会費と利用料を払えば、高額な機械を制限無く使うことができるので、高額な3Dプリンターの体験や試作などでのお試しでの利用(出力)に非常に適しています。
テックショップのマーク・ハッチCEOは以下のように述べました。
「これは新たな「創造革命の始まりだ」」
「ここには全ての道具がそろっている、使い方も教える」
「しかし、重要なのは道具そのものではなく道具を介してできるコミュニティーだ」
と。
巷で流行っているDIYも、最先端の機械を使うことで新たな形が広がっていくのではないでしょうか。
この工房では、ものづくりに対する無限の可能性が広がっているのです。
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米TechShopが作り出したもの
アメリカのTechShopは2006年にアメリカで操業されました。
現在全米8都市で、学生やベンチャー企業等様々な人が利用しています。
ここで作られた製品に関して、実際に「携帯端末で決済できるカードリーダー」や「照明」などのヒット商品も出ています。
以下、当ショップで制作されたヒット商品
オープンなイノベーションが日々実践 ~アイデアをカタチにすること(プロトタイプ)がより簡単に~
ここでは、様々な機械を使うことができますが、TechShopのCEOは重要なのは道具そのものではなく、道具を介してできるコミュニティーだと言います。
ものづくりの場を提供することで様々なアイデアが刺激し合い、コラボレーションがイノベーションにつながっていくのです。
アメリカのTechShopではサンフランシスコ周辺だけでも数千の仕事に携わり、その利益は数十億ドルに上ると考えられています。
同じことが東京でも起きると考えられているのです。
「ものづくりの場を提供しコラボレーションがイノベーションにつながるところを一緒に見たい」
と富士通 田中達也社長も述べています。
広がる個人ができるものづくり
高額な機械を使うことができるお店は増加しています。
都内のあるカフェでは、高額なレーザーカッターを誰でも10分あたり1,000円で使用することが出来ます。
持ち込んだデータを元にレーザーカッターでアクリル板をカットして製品を作ったり、製品に付加価値を付けたりしてオークションサイトで販売する人も増えてきていると言います。
気軽にできるようになるものづくりは、新たなDIYの形を生み出し、ビジネスの可能性も広がりそうです。