幼児でもプログラミングが学べるロボット知育玩具(おもちゃ)
幼児でもプログラミングが学べるロボット知育玩具(おもちゃ)が続々登場
子供にプログラミングを教えるメリットは他の記事でもお伝えしていますが、今回はプログラミングをするために必要なプログラミング脳を遊びながら鍛えることができるおもちゃを紹介します。
今回紹介する子供プログラミング用おもちゃは3つで、これらのおもちゃは皆さんがイメージするようなパソコンの画面にキーボードを打ち込んで行うようなプログラミングではなく、プログラミングをするように遊びながら想像力と創造力を鍛えることができるロボット型のプログラミング用おもちゃです。
子供用と記載していますが、大人でも十分に楽しめるものとなっています。
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ペンの色でプログラミングする小型ロボット「Ozobot」
対象年齢:3歳~
こちらはアメリカで2014年に発売されたわずか3センチ弱のロボット知育玩具です。
このOzobotはペンで書いた線をたどって進む機能を持つロボットですが、ペンの色を組み合わせることで様々な命令をすることができます。
命令の例を上げてみると「赤・青・赤」とするとOzobotは「ここで3秒とまれ」と認識します。
「緑・青・緑」と書くと「道が途切れてもまっすぐ進め」です。
他にもいくつも命令の種類があり、これらを組み合わせることで思うがままにOzobotを動かすことができます。
道はペンでいくらでも書き足せるので、道の可能性は無限大です。
遊び方によってはスタートとゴールを決め、空欄を空けた迷路のような道を書いてゴールまで進むにはどのような命令をすればいいかを考えるという思考力と創造力も養うことができます。
当初はアメリカのみでの販売で日本で手に入れようとしたらアメリカアマゾンで注文する必要がありましたが、今では並行輸入品としてが大半ですが日本のアマゾンでも売っています。
詳しくは「Ozobot(オゾボット)の使い方&遊び方まとめ~遊びながらプログラミング脳を鍛える~」をご覧ください。
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体のパーツがプログラミングになるイモムシ型ロボット「Code-A-Pillar(コード-A-ピラー)」
対象年齢:3歳~
こちらはイモムシの形をしたロボット知育玩具です。
2016年9月から日本で販売が開始されました。
このCode-A-Pillar(コード-A-ピラー)は体の関節パーツの1つ1つがプログラム(命令)を持つロボットになっていて、そのパーツを組み合わせることで様々な命令をすることができます。
8個の関節パーツと頭パーツで1セットになっています。
1つ1つの関節パーツは、
- 緑の関節パーツ:直進する
- 黄の関節パーツ:90度右に曲がる
- 橙の関節パーツ:90度左に曲がる
- 紫の関節パーツ:止まって音・光を出す
というプログラムの命令が組み込まれており、これらの関節パーツを頭のパーツにつなぐことで、自分が動かしたい命令を組み合わせて作り動かします。
(命令は頭パーツに繋げられた関節パーツから順番に命令を読み取って動きます。)
例えば、
[頭] – [関節:黄] – [関節:緑] – [関節:橙] – [関節:紫]
と組み合わせて繋いで、頭の電源ボタンを押すと、
[90度右に曲がる] -> [直進する] -> [90度左に曲がる] -> [止まって音・光を出す]
といった動きをします。
コンピュータープログラムミングというのは、決められたルール(物事を行う手順)に従って、自分でそれらを組み合わせて命令を与えることですので、これもプログラミングの一種には当たりますね。
値段も6千円前後とお手頃なので、私は、こちらを友人の2人目の子供の出産祝いのプレゼントとして贈りましたが、とても喜んでもらえました ^^
論理的思考力を身に付け、プログラミングを学べる知育玩具「Cubetto」
対象年齢:3歳~
Cubettoは「動きの命令を与える木製のボード&ブロック」と、ボード&ブロックで与えた「命令に従って動く箱型ロボット」のロボット知育玩具です。
論理的思考力を身に付けプログラミングを学べる知育玩具としても紹介がされています。
パズル版に命令付きのブロックをはめることでプログラミングを体験することができ、子供は遊んでいる内にプログラミングに馴染みます。モンテッソーリでも承認されている知育玩具とも言われています。
Cubettoでプログラミングが学べる仕組みや論理的思考力が身に付く理由を解説します。
詳しくは「論理的思考力を身に付け、プログラミングを学べる知育玩具「Cubetto」」をご覧ください。
なお、こちらの購入は、現時点では海外の販売サイトからのみの購入することができます。
価格は現時点で199ドルなので、日本円に換算して約2万円以上となります。
プログラミングで制御できる昆虫型ロボット「Antbo」
対象年齢:5・6歳~
iPadなどのアプリでプログラミングができる子供向けの組み立て式昆虫ロボットおもちゃAntboがIndiegogoに登場しました!
Scratch(スクラッチ)のプログラミングで動きを制御できます。
人工知能も搭載していて、大人はもちろん、ロボットを作りたいという子供におススメのおもちゃです。
詳しくは「子供向けプログラミングができるおもちゃ~昆虫ロボットAntbo~」をご覧ください。
なお、こちらの購入は、現時点ではまだ直接購入することができません。
まずはクラウドファンディングで2016年5月迄に寄付した人向けに10月以降準備が出来次第、寄付者に発送する形になっています。
私もこちら購入するために寄付しましたので、到着が非常に待ち遠しいです ^^
簡単にプログラミングできるロボットブロック「KOOV」
日本の大手企業ソニーが2016年夏に発売予定のKOOV。
組み合わせ自在な7種類の透明ブロックと電子基板、作った形をロボットとして動かすプログラムで構成されています。
7種類の透明ブロックを組み立てて遊び、プログラムを動かして発見することで創造力を育むおもちゃです。
LEGOのようにブロックを組み立ててものづくりを楽しむだけでなく、モーターやセンサー、電子回路を含むブロックを組み合わせることで作ったものを動かす電子機器としての機能も付け加えることができるのです。
iPhoneで動く成長ロボット「Romo」
こちらもアメリカで2011年に発売された知育玩具で2014年からセールス・オンデマンドが日本代理店として販売をしていましたが、2016年1月に日本では一般販売を終了していますが、興味深いおもちゃでしたので紹介します。
RomoはWi-FiでiPhone、iPod touchと接続し、iOSアプリを用いておもちゃの車のような車体を駆動できるロボットです。
Romoは単なるおもちゃとしてではなくそこに物語があり、宇宙からやってきたロボットRomoとの出会い、Romoを訓練してレースで勝利していきます。
この過程で楽しみながらプログラミングを学べるのも特長で、プログラミングの仕組みを視覚的に学ぶことができ、子供の倫理的思考力や想像力を育むことができます。
視覚的に学べるので難しい知識は必要ありません。
対象年齢はパパママのサポートが有れば4、5歳ぐらいからでも楽しむことができるのでは無いでしょうか。