空間認識力を鍛える知育玩具(おもちゃ) ~マグブロックとマグ・フォーマー~
最近流行りの知育玩具(おもちゃ)
最近流行りの知育玩具は遊びながら創造力や想像力を養うものだったり、プログラミング能力を養うものだったりと多種多様です。
今回紹介するのは空間認識力を鍛える知育玩具(おもちゃ)「マグブロック」と「マグ・フォーマー」です。
どちらも正三角形や正方形などのブロックに磁石が入った知育玩具(おもちゃ)です。
その魅力と違いを詳しく紹介したいと思います。
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マグブロックとは
マグブロックは、各辺に特殊な磁石が内臓されたブロックです。
三角形や四角形などのブロックで構成され、各辺をつなげていくことで、さまざまな立体をつくることができます。
磁石同士が反発しない不思議な仕組みでできていて、常に引き合うため、ストレスなく思い通りの作品づくりが楽しめます。
論理的思考力と芸術センスの両方を育てることができる、構築玩具の新定番です。
引用‐マグブロック
【マグブロック】はAmazon等では購入できません。
公式サイトでの販売となりますので下記から購入できます。
マグブロックについての詳しい情報も載っています。
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マグ・フォーマーとは
瞬時にカチっとつながるスピード感が遊ぶ人を夢中にさせる
世界65か国で話題のブロック「マグ・フォーマー」。
一般的なブロック遊びで育まれる力に加え、数学的センスや空間把握力、科学的思考力など、未来に向けて育みたい力を刺激できるブロックとして、世界中の学校で認められています。
ボーネルンドでも大人気の「マグ・フォーマー」が新シリーズを加えて、新たにスタートしました。
引用-ボーネルンドHP
マグブロックとマグ・フォーマーの違い
正直、できることは同じです。最初は同じものだと勘違いしていました。
マグブロックは日本生まれ。日本玩具協会が管理している玩具安全基準(ST基準)に合格しており、3歳以上のお子様が、安心して楽しむことができます。とされています。
一方、マグ・フォーマーはアメリカ生まれ。世界でも厳しいといわれる欧州の安全基準(CE)やアメリカの安全基準(ASTM)もクリアしています。とされています。
元祖はどっちなのかな?と調べてみましたが、日本が元祖で韓国→アメリカにわたりマグ・フォーマーになったという話や、アメリカには昔からあったという話等、いろいろ噂レベルではあるものの確証はつかめませんでした。
ですが、どちらも<特許第3822062号>と記載があるので、特許元は同じようです。
最後に違いをかきますので、どちらを購入されるかは購入者のご判断にお任せします(^_^;)
マグネット式ブロックの特徴と魅力
ここからはマグブロック、マグ・フォーマーどちらにも共通するマグネット式ブロックの特徴と魅力についてお伝えします。
空間認識能力の向上
立方体の分解と展開図、勉強を小学校で勉強した記憶はありませんか?
私も昔、方眼紙に立方体の展開図をかいてカッターで切り取り、テープで辺を貼って立方体を作るということをした記憶があります。
このブロックを使えば、遊びながら簡単に立体と展開図の勉強をすることができます。
正方形を何枚どのように並べれば立方体ができるか、一通りでなく何通りも展開図があることをブロックを組み合わせることで自然に身に着けることができるのが魅力です。
平面思考力と立体思考力を併せ持つことで、物事を多角的にとらえる力が付くとも言われています。
簡単につながって簡単に壊せる
磁石内臓ですので、簡単にくっつけることができます。
カチッとはめて平面から立体へ、ストレスなく組み立てと分解をすることができるのが魅力です。
言い換えれば、壊れやすいのでずっと同じものを作っておくには不向きといえそうですね。
作って壊してまた作って壊す、繰り返すことで前述した空間認識能力が向上していくと思います。
作品として作るのであれば、レゴなどの一般的なブロックの方がお勧めです。
遊びながら様々な能力が身に付く
遊びながらにして様々な能力を学べるのがこのマグネット式ブロックの魅力です。
マグブロックのホームページから抜粋すると以下の通りです。
※画像はすべて引用‐マグブロック
表現力
認識力
想像力
思考力
どれもこの先子供に身に着けてほしい能力ですね。
年齢別に長い期間楽しめる
3歳ごろ~
磁石でカチッとくっつくのでくっつけることができるので、ピースとピースをくっつける楽しさをまだ細かい作業ができない小さな手でも学ぶことができます。
また、このころは破壊神のごとく、壊すことが楽しい時期でもあります。
パパママが作った作品を一思いに壊す!これができるのも簡単に壊れれるブロックの魅力です。
3歳~4歳ごろ
三角形、四角形、それぞれの形を認識するころです。
簡単な立体であればどのように作るのかパパママが見本をみせると、同じように真似て作ってみよう!とがんばります。
三角形を4つつなげて三角錐、四角形を6つつなげて立方体、三角形と四角形を組み合わせると……家ができたり。
立体構造に挑戦しながら少しずつできることが増えていく時期です。
5歳~
規則性が理解できる時期になります。
このころからパパママの手本なしにも三角形と四角形を組み合わせてより複雑な形を作るようになる時期です。
ママできたよ!と完成したものをもってきてくれるのも楽しみですね。
6歳~大人まで
マグブロック、マグ・フォーマー等のブロックの魅力は長く遊べることです。
子どもだけでなく、大人もその魅力に嵌ってしまうこともあります。
6歳以降は自分がイメージしたものを形にすることができるようになり、作った立体物から変形させて別の立体物を作ることや、作りたい立体の平面図をイメージし、平面で作ったものを立体にすることができるようになってきます。
マグブロックとマグ・フォーマーの違い その2
上記では発祥の違いについて記載しましたが、今回は実際に購入にあたって何が違うのかホームページを参考にして気づいたことを記載します。
購入の参考にしていただければと思います。
図形の種類の違い
マグブロック
マグブロックにある図形は正三角形、正方形、五角形、六角形とシンプルな4つのみです。
基本的には正三角形と正方形、五角形で構成されていて、六角形はくるまセットとかんらんしゃセットにそれぞれ2つずつ入っているだけになります。
※セットによっては五角形も入っていないものもあります。
正三角形と正方形だけでも空間認識力を高めるのであれば十分だと思います。
マグ・フォーマー
こちらも基本セットは正三角形、正方形、五角形で構成されていますが、セット内容によってほかの形も入ってきます。
こちらは90ピースからなるクリエイティブセットは基本の正三角形、正方形、五角形に加えて、平行四辺形や台形、長方形などの四角形や扇形などの曲線も含むセットになっています。
様々なパーツを組み合わせることができるセットです。
六角形はカーニバルセット等に含まれていますが、こちらも数が1個ないし2個のセットが多いようです。
また、正三角形、正方形、五角形それぞれは、その形だけ入ったパーツセットもありパーツごとに買い足せるのは嬉しいところです。
また、シリーズ最大の180ピースのプレスクールセットもあります。
値段の違い
各セットはピース数が違うので比べにくいところですが、公式ホームページで唯一ピース数が同じ62ピースセットで比較します。
※各62ピースともに正三角形20個、正方形30個、五角形12個
マグブロック
スタンダードセット
価格:10,500円(税抜)
マグ・フォーマー
ペーシックセット
価格:12,000円(税抜)
こうしてみると正式な価格はマグブロックの方がお安いことがわかりますが、マグ・フォーマーはAmazonで値引きされることもあるのでその時の価格でご検討下さい。
そのほかの備品
組み方を覚えたり、真似したりするのに使う作品例ですが、マグブロックはDVDで、マグ・フォーマーは紙で作品例がついてくるようです。
マグブロックとマグ・フォーマーに互換性があるかどうかは検証していません。
大きさや形が少し違うだけでも使いにくいものだと思いますので、ないものとして購入してもらった方がいいと思います。
マグブロックは公式ホームページからしか買えないみたいです。
バナーから購入できますのでご検討下さい。
マグ・フォーマーはAmazonから購入することができます。
色々なセットがあるので、検討してみてください。