注目する制度・福利厚生まとめ ~社員のコミュニケーション促進~
社員同士のコミュニケーションや社内交流に関する制度・福利厚生を調べた内容です。(2015/9/16時点)
人数が少ないうちは、全員の顔・名前・性格・得意・不得意が分かるのでプロジェクト達成に向けて意思疎通も容易にできます。
また、各社員の仕事内容や状況、発生している問題が分かるので、何かあればすぐに手伝ったり、協力し合うことができます。
しかし、人数が増えて組織化していくと、そういったことが徐々にできなり、いろいろな弊害が生まれてきます。
指揮命令系統を整備するために行った階層化により、経営陣と現場での意思疎通(組織の方向性・ベクトル合わせ)が段々と鈍り、また役割分担のために行った部署化により、お互いの状況が見えなくなり、臨機応変・即時の協力体制が無くなっていき、ナレッジの分散、冗長な作業・ドキュメント作成などが増えていきます。
そのため、社員同士のコミュニケーションを促し、社員の情報・状況を可視化・共有化できる仕組み(制度・福利厚生)が重要になってきます。
そこで、社員のコミュニケーション促進に関する制度・福利厚生に関して以下にいくつか紹介します。
Good&New、役員ランチ:株式会社アカツキ
縦方向(階層間)のコミュニケーション、横方向(部署間)のコミュニケーションの両方向にアプローチしていますね。
そのほかにも、ハッピーバースデイ制度でメンバの誕生日を皆で祝ったり、マンスリーパーティー(毎月第3水曜日)は全メンバー家族も含めての交流などもあるようです。
Good&New
アカツキの毎朝の始まりはGood&Newからです。ランダムに4~5人の輪になり、24時間以内の新しいことや良かったことをシェアします。気持ちが前向きになったり、チームメンバーの理解に大きな効果があります。
引用-株式会社アカツキ
役員ランチ
メンバーは、誰でも、月に1回役員を直々に指名してランチを設定する事ができます。費用は会社負担です。アカツキでは、役員と直接意見交換する事を奨励しております。
引用-株式会社アカツキ
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キッチンイベント:クックパッド株式会社
社内に巨大キッチンがあり、食材は会社から補充されるとのことです。
そこにクックパッドという自分たちのサービスを使い、お昼はみんなでランチを作って食べたり、週2回はプロのシェフが料理をしてくれるそうです。
ワイワイ楽しむこともでき、おいしいものも食べれて、またそこからサービスに関するネタも生まれて!?と一石三鳥ですね。
単純なランチ・ディナーによるコミュニケーションと違い、そこに1つ社員同士での共同作業を取り入れたコミュニケーションが入るのがポイントですね。
飾り巻き寿司の作り方や料理写真の撮り方といったワークショップから季節に会わせたお花見、縁日祭り、クリスマスパーティといったイベントまで、社員同士のさまざまな交流が生まれるイベントがクックパッドのキッチンで行われています。
引用-クックパッド株式会社
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社内Bar「AJITO」:VOYAGE GROUP
海賊船をイメージしたバーでは定時の18:30以降は無料でアルコール類を楽しめます。
アルコール類がフリーなので、ケータリングをして部署の締め会に使ったりなどもします。
引用-VOYAGE GROUP
その他、ランチ・ディナー関連の社員コミュニケーション制度・福利厚生
社員コニュニケーション促進策の1つとして部署を超えたランチ・ディナーを実施する会社は最近多くなってきましたね。以下、一部ですが紹介します。
シャッフルランチ:株式会社サイバーエージェント
第1金曜日に開かれるシャッフルランチでは、同じ部署でも普段交流のない人たちをシャッフルし一緒にランチしてコミュニケーションを。
一人あたり2500円の食事代が会社負担。
MBP制度:ギークス株式会社
MBP制度は「Monthly Buddy’s Paty」の略で、飲みにケーションによる社内交流制度です。
月末に全社員がくじびきをし、6名程度のグループに分けて実施される飲みにケーションによる社内交流制度です。
そのグループで行う飲み会代を会社が負担。