コンシューマー(to C)ビジネスって何だろう⑧ ~コンシューマとお金3~
引き続き「コンシューマとお金」について考えてみる。
・前回は「価値の種類」が「ターゲット」によって変わることについて触れてみた。
・前々回はコンシューマがお金を払う「価値の種類」について考えた。
なら、今回は「ターゲット(=コンシューマ)」自身について考えてみよう。
「ターゲット」から導き出せる(もしくは生み出せる)「お金」って何かあるだろうか。
….
うーん。。。
とは言ったものの「ターゲット」から考えるというのは意外に難しい。
ちょっと整理のため、今回のテーマである「コンシューマとお金」に関する根本的な考えを再度以下に記載してみる。
・どんなに安い(5円とか10円とか)ものであろうが、コンシューマはそこに価値を見出せなければ頑なにお金を支払わない。
・どんなに高い(5千円とか1万円とか、更には10万円とか)ものであろうが、コンシューマはそこに価値を見出せば簡単にお金を支払う。
上記で述べている「コンシューマ」が「ターゲット」のことを指しているのだが、やはり単純に「ターゲット」からお金を導き出すのは少し検討違いなのだろうか。
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「価値の種類」⇒「ターゲット」
といった導出関係(この「価値の種類」に対してはこの「ターゲット」であるという関係)を導くのはある程度イメージがつくが、
「ターゲット」⇒「価値の種類」
といった導出関係(この「ターゲット」に対してはこの「価値の種類」であるという関係)を導くのは、もう良く分からない。
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ということは前々回に「価値の種類」⇔「ターゲット」のマッチングは大切である(マッチした時に初めてコンシューマはお金を支払ってくれる)と述べたが、正確な関係性を言うと「価値の種類」⇒「ターゲット」が素直な関係(考え方)んだろうな。
ただし、ここまで書いといて、「ターゲット」⇒「価値の種類」の導出関係がないと言っているわけでもないし、むしろそこにチャンスがある気がする。
ただ、イメージしずらいというだけである。