コンシューマー(to C)ビジネスって何だろう⑫ ~コンシューマとお金7~
「コンシューマとお金」に関して、少し趣向を変えて必需品にて考えてみる。
もし、必需品で考えるなら何がいいだろう。
セオリー(?)なところで考えると、
・衣食住
・欲(食欲、睡眠欲、性欲)
に従ったもので考えると最低限ハズレはないんじゃなかろうか。
(競合は多くなり、参入障壁は高くなるが)
次に両者内で優先順位をつけてみる。
優先順位の基準はこれなくても死なないだろう、という観点でつけてみる。
衣食住
衣・・・「住」といい勝負だが、せめて着るものがあれば活動できるし、厚着すれば冬でも風させえしのげばなんとかなる。
食・・・この三つの中だったらダントツこれだろうな。だってって食べなかったら死んじゃうもん。
住・・・「衣」といい勝負だが、上記で述べたとおり、「住」よりやや劣る?
食 > 衣 > 住
かな?
欲
生物学的には
睡眠欲 > 食欲 > 性欲
の順らしい。
食べるのは我慢できても眠るのは我慢できない。
朝食や夕やすみなしで働くことはあるが、寝ないと仕事にならない。
(確かに食に関しては、人間は水さえあればエネルギーを最大限抑えることで1週間程度は生きれるといいますしね。)
いずれも生物としての生存本能に依る欲求で、
・寝ないと弱って死ぬ(外敵に襲われる)
・食べないと弱って死ぬ
・繁殖しないと種が絶える
とはなるが、希少性(非常用)と背徳性(モラル・文化的制約)により、性産業のお金はケタ違いではあるかと。
ただし、食も高級食材になれば高額。
睡眠は最近リラクゼーション系とかで「快適な睡眠」にお金を払うケースも出てきているかな。
必須のものほど皆が享受しているので、基本的には単価が安くなる。(その分母数が多い)
ただ、どのジャンルも必須レベルのものであればもう飽和状態であり、単価が安くなる上に競合他社が多いため、もしやるなら、プラスアルファ的なもので勝負する必要がありそうです。