子どもの才能を伸ばす注目の幼稚園【バディースポーツ幼稚園】 ~体育(スポーツ)を通して生きる力を育み、プロスポーツ選手を続々輩出!!~
プロサッカー選手やマラソンランナー等、プロスポーツ選手を輩出!!
バディースポーツ幼稚園という園は、以下のような有名なプロスポーツ選手を続々と輩出しています。
- 公務員ランナーとして有名な川内優輝選手
- プロサッカー選手の武藤嘉紀選手
- なでしこジャパンに初招集された村松智子選手
バディースポーツ幼稚園はテレビや記事(ニュース)などで度々取り上げられており、以下の写真ように跳び箱で回転をしたり床でバク転をする子どもの映像・写真を良く見かけます。
そんなバディースポーツ幼稚園の子どもの教育に関して、どういった考えの元、どういった取り組みを行っているのか以下にまとめました。
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子どもの才能を伸ばす教育への考えとは!?
プロスポーツ選手を続々排出するバディースポーツ幼稚園の鈴木威理事長が、子どもの教育に対して大切にされていることをいくつか抜粋しました。
子どもの教育で大切にしていること
スポーツは他のことと比べて上手・下手がすぐに分かります。しかしここでは”できない子”を作らないことを大切にしています。できる子だけではなくできない子を応援し教えてあげるなど、思いやりの心を持たせることにも重きをおいています。そして「ありがとう」と言える子に育てる。そのためには「ありがとう」という言葉の本質的な意味を教えなければなりません。ちなみに卒園式では、全員保護者の前で逆上がり・三点倒立・跳び箱をさせます。普段から「できなければ卒園させない」と言っているのですが、今までできなかった子は一人もいません。「自分さえよければ」はこの園では認めていないため、子供たちが助け合ったりマンツーマンで教えたりして皆ができるようになるのだと思います。
引用:マイナビニュース
スポーツ(特にはプロスポーツ)は勝ち負けの世界ですが、当幼稚園はスポーツ自体に重きを置いている訳ではなく、スポーツ(体育=体を育む)過程を通して子どもの成長(思いやりの心、感謝の心、助け合いの心)に重きを置いているのが分かります。
子どもへの目標の持たせ方
例えばテストで60点を取ったら、「次は100点とりなさい」ではなく「61~65点を目指そう」と、手の届くところに目標を持たせています。子供というものは、簡単すぎるものはすぐ飽きてしまうし、しかし逆に難しすぎてもやりたがらないものだからです。その少しずつの点数アップを積み重ねて100点までもっていくというやり方をしています。だからこそ各分野で日本代表がでてくるのでしょう。最初からなんでもやれる子はいないのですから。
引用:マイナビニュース
子どもの才能を伸ばすため=子どもの成長にあたり、目標の持たせ方がとても秀逸ですね。
以下、記事途中でも当件に関する詳細は書いていますが、「子供というものは、簡単すぎるものはすぐ飽きてしまうし、しかし逆に難しすぎてもやりたがらない」「手の届くところに目標を持たせています。」「その少しずつの点数アップを積み重ねて100点までもっていく」といったところが非常にポイントですね。
幼児期の子供どもに接するとき気を付けるべき点
バディでは説明会で「お子さんを他人と比べないでください。ちょっとでものびたらほめてください」と言っています。幼児期には特にこれからどう子供が伸びるのかわからないし、むしろわかったらつまらないと考えているからです。 4月生まれと3月生まれではどうしても力の差があります。幼児期ならなおさらです。たとえば小学六年生の陸上大会の決勝進出者でこんなデータがあります。決勝進出者のうち4~6月生まれの子供が50パーセントいるのに対し、1~3月生まれはわずか2パーセント。4月生まれと3月生まれは1年も違うのですから当然ですよね。サッカー選手の中田英寿選手も1月生まれですし、陸上の公務員ランナーの川内優輝選手も3月生まれ。武藤嘉紀選手もできる方ではありましたが、当時は1番うまいというわけではなかったのです。このように幼児期の出来はそこまで重く受け止める必要はないのです。
引用:マイナビニュース
幼児期の間だけで、子どもの成長やできる・できないの判断は難しいということですね。
そのため、単純な結果だけを見るのではなく、何よりも「お子さんを他人と比べないでください。ちょっとでものびたらほめてください」ということが大切ですね。
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一日のスケジュールの中でみる子どもの才能を伸ばす驚きの教育手法
では、具体的にどういった教育(体育=スポーツ)を通して、子どもの才能を伸ばしているのか、一日のスケジュール(カリキュラム)を通して探ってみます。
午前8時:登園
朝8時~10時に登園。
午前9時:ランニング
9時から皆で朝体操。
毎朝2~4kmをランニングして脳を活性化。
運動すると脳への血流が増し、思考力と集中力が増すため、次の保育の学習に意欲的になる。
※ランニングは希望者のみだが、ほとんどの子どもが参加。
ミヤネ屋の取材で子どもに交じって大人も走っていましたが、子どもはランニング後も元気で大人の方が息切れしていましたね。
午前10時:スポーツ(体操)+通常の幼稚園と同様のカリキュラム
※午後11時半:昼食(お弁当)
バディースポーツ幼稚園は、普通の幼稚園と同じカリキュラムもある。
・音楽
・工作(お絵かき)
・プール
など。
体操で主に行うのは、
・跳び箱
・床
・鉄棒
ただし、全ての子どもが何でもうまくできるわけではなく、できない子どももいる。
そういったうまくできない子どもに対して、バディースポーツ幼稚園では子ども達(仲間)全員が「がんば」と応援することで、できない子どもができるようになるまで【応援で隠れた才能を引き出す】アプローチを行っている。
通常は(自分ができないことに対して)注目・応援されることは、プレッシャーになるのでは?と思うかもしれないが、子ども達にとっては注目されるという意識がモチベーションに変わり、それが一気に自分の隠れた力をバンッと突き出す時がある。
そして、その力により、成功したとき(できないことができるようになったとき)に、子どもは自信に変わる。
そのため、色々な活躍する場を用意してあげること、みんなで応援してあげることが大切。
また、幼い時に【成功体験】をさせることで、【困難な時にもあきらめない強い心を育む】とのこと。
そして、冒頭にも記載したが、バディースポーツ幼稚園では卒園までに全員がクリアできるようにならないといけない課題がある。
それが、以下の3つ。
・逆上がり (鉄棒)
・三転倒立 (床)
・跳び箱6段 (跳び箱)
※これらは通常、小学校中学年レベルの課題
これらができないと卒園させないと言っている。
しかも、1人でも課題をクリアできなければ全員が卒園をできないと。
全員がこれらの課題をできるようになるというのは難しいのでは?と思うが・・・
子どもというのは、易しいことはすぐに飽きてしまうし、ものすごく難しいことは最初から諦めて挑戦しない。
しかし、少しだけ難しいことは一生懸命、飽きずに(諦めずに)やる。
それが、まさに「逆上がり」「三転倒立」「跳び箱(6段)」であるとのこと。
更に、バディースポーツ幼稚園がすごいのはスポーツだけではない。
世界を見据えて外国語(中国語や英語など)の学習(語学教育)にも力を入れている。
午後3時:通常授業終了。課外授業(学童クラブ)開始
通常の授業が終了。
午後3時以降は子ども達の様々な個性を伸ばせるように20種類以上の課外授業(クラブ活動)を実施。
※サッカー・野球・体操・陸上・ダンス・ピアノ・英語・中国語・書道など。
※卒園生以外でも所属可能
※課外活動参加しない場合はお迎えで帰宅
課外授業では普通の園での指導とは違って“できる子を伸ばす”という目的をもって実施。
「スポーツ教育=体育」で子どもの才能を伸ばすバディースポーツ幼稚園についてまとめ
子どもの才能を伸ばす教育手法のまとめ
- ”できない子”を作らないことを大切にする。
- できない子を応援し教えてあげるなど、スポーツ(体育=体を育む)過程を通して子どもの成長(思いやりの心、感謝の心、助け合いの心)に重きを置く。
- お子さんを他人と比べない
- ちょっとでも伸びたら褒めてあげる。
- 応援で隠れた才能を引き出す
- 子ども達にとっては注目されるという意識がモチベーションに変わり、それが一気に自分の隠れた力をバンッと突き出す時がある。そして、その力により、成功したとき(できないことができるようになったとき)に、子どもは自信に変わる。
- 成功体験をつませる
- 幼い時に【成功体験】をさせることで、【困難な時にもあきらめない強い心を育む】ことができる。
- 手の届くところに目標を持たせる。(持たせ続ける)
- 子どもというのは、易しいことはすぐに飽きてしまうし、ものすごく難しいことは最初から諦めて挑戦しない。しかし、少しだけ難しいことは一生懸命、飽きずに(諦めずに)やる。「次は100点とりなさい」ではなく「61~65点を目指そう」として、その少しずつの点数アップを積み重ねて100点までもっていくというやり方をする。
卒園までの必達目標の課題
以下3つ。
・逆上がり
・三転倒立
・跳び箱
※小学校中学年レベル
入園の対象年齢や月謝・時間など
- 対象年齢
- 2歳から就学前までの子供(4年保育)
- 保育時間
- 平日午前8時から午後5時(希望者は朝7:30、夜7時までの延長保育が可能)
- 月謝
- 約45,000円
- その他
- 送迎バス・給食もあり
19時まで延長保育をすることが可能であり、課外活動(授業・クラブ)も充実しているので、(外部の習い事に申込んで、幼児園に行ってお迎えに行き、習い事への送迎をする手間を考えると)バディースポーツ幼稚園であれば、一度預ければ課外活動(授業・クラブ)も受けることもできるため、そういった面でも保護者に魅力的です。
バディースポーツ幼稚園の名前の由来など
名前の由来
バディというのは、ドラマ・映画の『海猿』で聞いたことがあるのでは。
常に二人が組になって、互いに助け合いながら行動し、事故を防ぐという、バディ=仲間という意味で名前が付けられたそうです。
・どこまでもベストをつくせ
・はげましあえ、そしておもいやれ
この2つのコンセプトの下、やればできるという気持ちと、体育会系に通じる、しっかりとした人間関係を目指して、指導が行われています。
引用:子育てmama+
その他
皆最初はごくふつうの子です。しかしここでの教育を通してだんだん活発になっていっていると思います。ここでは自分自身の力で生きていく力を身に付けることができます。
この施設では楽なことよりもつらいことのほうが断然多いです。卒園生もみんな口をそろえて「あの頃(バディにいた頃)が一番つらかった」と言いますよ。保護者がどんなにお金を出してもいい結果になるわけではないのです。自分の力でやる、自分の力で生き抜いていく力をつける、これがこの園で最も大切にしていることです。
引用:マイナビニュース
体育(体を育むスポーツ)を通して、子どもの個性を伸ばしつつも、子ども同士のつながり(コミュニケーション)やお互いを敬い感謝し助け合う心を育む道徳(徳育)も行い、子ども達の生きる力を育む保育を行っているバディースポーツ幼稚園は素晴らしいですね。
※当記事の全体的な参考:情報ライブ ミヤネ屋(2015/11/6放送)