【千葉県版】遊びながら学ぶ、大人も子供も楽しめるエデュテイメント施設の紹介
エデュテイメントとは ~遊びながら学んで生きる力を身につける~
エデュテイメントとは、教育の分野では随分前から使われている言葉で、教育という意味のエデュケーションと娯楽という意味のエンターテイメントを合わせた造語です。
好評につき、前回の「遊びながら学ぶ、大人も子供も楽しめるエデュテイメント施設の紹介(全国版)」に引き続き、今回は千葉県にあるエデュテイメント施設をご紹介します。
エデュティメント施設で子供と一緒に遊びながら学んでみてはいかがでしょうか。
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森と湖のリゾート「ロマンの森共和国」~都心から90分で行けるリゾート~
ロマンの森共和国は千葉県君津市、南房総にあるリゾート施設です。
この施設は、子供と一緒にたくさんの自然を体験することができるエデュテイメント施設です。
引用-ロマンの森共和国 ブログ
施設内では、フィールドアスレチックや各種スポーツ、手作り体験など幅広いアクティビティーを体験することができますが、その中でもいちご農園では複数のいちごの品種を育てており、いちごの食べ比べをすることができます。(あきひめ、紅ほっぺ、さちのか)同じいちごでも複数を食べ比べることはなかなかありませんよね。作り方で同じ食べ物でも味が異なることを子供と一緒に体験するのもよいかもしれません。また家族連れを考慮し、園内の通路がゴムシートになっているなどベビーカーでの移動がしやすいなどの配慮もされています。それ以外にも夏に行われる「夜のカブトムシ採取ツアー」や「蛍の光鑑賞」などのイベントも人気です。ぜひHPをチェックしてみてください。
参考-ロマンの森共和国
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マザー牧場
マザー牧場は、250ヘクタールという広大な敷地につくられており、「花と緑と動物、そして人間とのふれあい」というテーマの通り、たくさんの自然と動物と触れ合うことができるエデュテイメント施設です。
マザー牧場は、産経新聞や東京タワーなどを創業した前田久吉さんという方が開設したということはご存知でしょうか。前田久吉さんは貧しい農家の出身で今は亡き母親に捧げる牧場としてマザー牧場と命名したことが名前の由来だそうです。
マザー牧場では、その広大な敷地に数多くの動物が育てられており、スケールが大きく、動物の距離が近いショーが見どころだと思います。筆者も間近で見たことがありますが以下の2つのイベントはとてもおすすめです。
アヒルの大行進
何十匹ものアヒルが飼育員のベルの音に従って行進をします。 自分の足元を大量のアヒルが全力疾走する姿に大興奮です。
引用-マザー牧場
子豚のレース
子豚のお尻をぺんぺんと叩きながらゴールを目指す参加型のイベントです。参加は抽選になりますが、見るだけでも楽しいイベントです。子供が子豚とスキンシップを取りながら一緒に力を合わせるという体験はなかなかできるものではないですね。
引用-マザー牧場
そのほかにも牧場体験ならではの牛の乳しぼり体験をすることもできます。自分が普段食べている乳製品ががどうやってできているのかを考えながら手作り体験のチーズやバター作りをするのも良い体験になるのではないでしょうか。
参考-マザー牧場
航空科学博物館~成田空港の滑走路に隣接する航空博物館~
航空科学博物館は、日本初の航空専門博物館で1989年にオープンしました。
館内では飛行機の実機に触れ合ったり、飛行機に使われている部品、飛行機の音の体験など飛行機にかかわる科学を学ぶことができます。この博物館の魅力の一つは、屋外に展示されている数多くの飛行機の実機展示です。1950年代以降の古いジェット機やヘリコプターが展示されています。一部有料ですが、搭乗することも可能です。
引用-ドライブなび
内部展示では実際に旅行するときに昔みなさんが利用していた旅客機を間近で見て触れることができます。機長席やビジネスクラスも体験できますよ!写真でしか見ることのない飛行機のいろんな部分に触れることで本物を感じる良い経験になると思います。
引用-ドライブなび
また成田空港に隣接しており、博物館の展望室からは飛行機の離陸を間近でみることもできます。天気の良い日に是非利用してみてはいかがでしょうか。
参考-航空科学博物館
佐倉草ぶえの丘~バラの歴史から植物の品種改良について学ぶ~
「佐倉草ぶえの丘」は、緑豊かな自然の中で農業体験や生き物とのふれあいを通じて、子どもたちに豊かな人間性を育んでほしいと願い、1979年に設立された佐倉市の公共施設です。
施設内では、ミニ鉄道やふれあい動物園、アスレチック、バラ園など数多くのエリアがあります。特にミニ鉄道は、全長1.1kmという日本有数の長さで、名物となっています。大人でも子供と一緒に鉄道に乗って、施設内の緑を楽しむことができます。鉄道フェスティバルというイベントを行っている際は、蒸気機関車やキャラクター機関車が走ることもあるのでイベントの時に足を運ぶのも楽しいですね。
また、併設されている「佐倉草ぶえの丘バラ園」は2015年 世界バラ連合 第17回世界大会で優秀庭園賞を受賞しており、一見の価値があります。
引用-佐倉草ぶえの丘
バラ庭園内はバラの原種、オールドローズを中心に1050種2500株のバラが植栽されており、バラ以外の草花もたくさんあります。私たちのイメージするバラは棘があり、花弁がたくさん重なっているバラかと思いますが「これもバラなの?」と思う品種もたくさんありますよ。庭園内は中国のバラ、日本のバラ、などエリアがわかれて見やすくなっており、歴史コーナーでは私たちがよく見ているバラが交配を繰り返した結果、今に至るまでの過程を学ぶこともできます。植物が品種改良されて、きれいな花が生まれているということを感じることができるエデュテイメント施設だと思います。
参考-佐倉草ぶえの丘
千葉県立房総の村~江戸時代の街並みが再現された村で昔の暮らしや生活を学ぶ~
千葉県印旛郡にある「房総のむら」は、成田国際空港から車で約25分のところにあります。
この房総のむらでは、房総の伝統的な生活様式や技術を学び、体験することができます。
施設内は江戸時代のような街並みとなっており、まるで別の時代に来たかのような気持ちになります。県内に残る商家の街並みを再現しているエリアでは、畳の店、鍛冶屋、めし屋など16件の商家が立ち並び、一部の施設内の2階は展示施設として、各店に関わる昔の製作工程、道具、技術などを学ぶことができます。
引用-千葉県立房総の村
文化財建造物(国重要文化財、県指定有形文化財(建造物))も施設内に複数公開されています。明治時代の貴重な建造物である旧学習院初等科正堂や安永9年(1780)に建てられた中規模農家の住宅など昔の建造物に触れることもできます。
引用-千葉県立房総の村
また、ここでしかできない体験演目も魅力です。体験演目は年間350種類にものぼり、「食を体験」「技を体験」「昔を体験」などの演目があります。「昔を体験」では、例えば茂原市大芝に伝わる七夕馬の飾りつけや、安房地方に伝わるエビ型をした正月飾りを作成するなど
房総に昔から伝わるものを作成することができます。大人も子供も江戸時代にタイムスリップして、房総と昔の食文化、歴史、生活を楽しみながら学ぶことができるエデュテイメント施設になっていると思います。
参考-千葉県立房総の村
身近にあるエデュテイメント施設
今回は千葉県にあるエデュテイメント施設を紹介しました。
全国に体験し遊びながら学べるエデュテイメント施設はたくさんあります。
机に向かうだけではない学びができるエデュテイメント施設に、子供と一緒に訪れてみてはいかがでしょうか。