RICOHのパノラマカメラ「THETA m15」を購入してみた ~360度パノラマ動画撮影が可能~
RICOHのTHETAは、360度のパノラマ撮影ができるカメラです。
Birthday Party in Japan – Spherical Image – RICOH THETA
(更に、THETA m15はパノラマ動画の撮影も可能)
今まで(大体2014年以前)、Googleストリートビューのような全方位の360度パノラマ撮影&共有をしたかった場合、高価な専用機材(カメラ)を購入する必要があり、その後、WEBサイトに公開・共有する場合は専門的な技術が必要でした。
しかし、RICOHのTHETAが出てからは、一般の人でも手が届く価格で購入することができ、WEBサイトへの公開やSNSへの共有もボタン1つで簡単にできるようになりました。
自分も360度のパノラマ撮影がしたかった1人でしたので早速THETA(m15)を購入しました ^^
撮影から公開まで試した内容(購入前、特に気になっていたこと)を以下にまとめます。
360度のパノラマ撮影に興味がある方は必見です。
RICOH THETA m15の製品情報
製品名
デジタルカメラ RICOH(リコー) THETA(シータ) m15 360度 全天球イメージ(パノラマ)撮影デバイス
価格
¥34,700(税込) ※RICOH オンラインストア価格 (2015年4月25日時点)
特徴
- 360度 全方位のパノラマ撮影(静止画・動画)が簡単にできる。
(事前の特別な設定は不要。箱から出してボタンを1つ押すだけ。) -
撮影方法は以下2通りがある。
- THETA(カメラ)本体のボタンを押して撮影。
- スマホから遠隔で撮影。
※スマホを通して撮影する場合は、事前にスマホに専用のアプリをインストールして、その後、スマホとTHETA本体の同期設定をする必要あり
-
撮影した静止画・動画を見る方法・共有する方法は以下の通り。
- 静止画の場合
-
- (スマホとTHETAの同期設定をしている場合)スマホの専用アプリにて閲覧。共有したい画像がある場合は画像を選択して共有ボタンをクリック(その時に共有先のSNSを選択)
- (スマホとTHETAの同期設定をしていない場合)THETAをPCに接続してPCで閲覧。
※なお、PCに専用のソフトをインストールする必要あり
※共有の方法は上記に同じ
- 動画の場合
- THETAをPCに接続してPCで閲覧
※動画の場合はスマホからの操作不可
※なお、PCに専用のソフトをインストールする必要あり
共有の方法は上記に同じ
なお、WEBサイトに公開する場合は、一度上記の手順で共有した後(共有した静止画・動画はTHETAの公式サイトtheta.com内にアップされる)、theta.comのマイページにアクセスして該当する静止画・動画を選択すると「埋め込みコード」ボタンがあるので、当ボタンをクリックして取得した埋め込みコードをWEBサイトに設置(書き込み)することでできます。
利用シーン
- プライベート
-
- アウトドアや観光地での景観などをSNSで友達に伝える場合。
- 友達との特別な集まりや行事などで楽しむ場合(後の思い出用) ^^
- ビジネス
-
- 観光地の景観や不動産情報(内観)をWEBサイトにて公開することで、ユーザーが現地に行く前に事前に閲覧(360度全方位)をすることができる。
- イベントのレポートを後日、WEBサイトにて公開する際に、360度パノラマ静止画・動画も併せて公開することで、臨場感・雰囲気をより伝えることができる
備考
なお、THETAには大きく分けて3種類(型)あります。
動画撮影したい場合は、対応していない機種(旧モデル)があるので、中古で買う場合は注意が必要です。
- RICHO THETA
- 初期モデル。静止画のパノラマ撮影のみ。
- RICHO THETA m15
- 動画のパノラマ撮影に対応。
- RICHO THETA S
- m15の上位機種(ハイスペック)
スポンサーリンク
360度 パノラマ静止画の撮影
※画面をクリックすると見れるようになります。その後、画面にて見たい方向にドラッグする(左クリックを押したままマウスを動かす)と、360度全方向を見ることができます。
東京ドーム
ricoh theta m15 静止画 テスト投稿 – Spherical Image – RICOH THETA
船上(海)
richo theta m15 静止画 テスト投稿2 – Spherical Image – RICOH THETA
スキー場
richo theta m15 静止画 テスト投稿3 – Spherical Image – RICOH THETA
スポンサーリンク
360度 パノラマ動画の撮影
ricoh theta m15 動画 テスト投稿4 – Spherical Image – RICOH THETA
なお、以下のようにYouTubeにもアップして公開することができます。
ただし、YouTubeにアップされたパノラマ動画は「(PCの場合)GoogleChrome」「(スマホの場合)YouTubeアプリ」でしか、正しく見ることができません。 (2015年4月25日現在)
※IEやFireFox、Safariで上記Youtubeのパノラマ動画を再生すると、再生はできますが、正しくは表示されません。
THETA以外で360度のパノラマ撮影が可能なカメラ
最近はTHETA以外にも360度のパノラマ撮影が可能なカメラが各メーカーから出てきました。
KODAK PIXPRO SP360(コダック 360度 アクションカメラ SP360)
他にも以下のような360度パノラマカメラがあります。
- panono
- 36台のカメラユニットを搭載した丸いボール型のカメラです。空中に投げて撮影することもできます。
- Giroptic 360cam
- 3つの魚眼レンズで付いており、防水機能も付いているので水中の撮影もできるカメラです。
- 360Heros
- GoProを6台組み合わせて撮影します。
- IC720(ALLIE)
- 2つのレンズを搭載した丸いボール型のカメラです。
最後に
上記で紹介したとおり、RICHOのTHETAは手ごろな(手が届く範囲の)価格で購入することができ、SNSやWEBサイトでの公開・共有も簡単にできます。
そして、プライベートだけでなくビジネスシーンでも活用できるので、利用用途がある場合は費用対効果的にも悪くないなと思いました。
※ちなみに、防水機能は付いてないため、水辺で使う場合は専用のケースを忘れずに。