クリエイター進化論 ~今の時代のクリエイターに求められるもの~

先日参加した勉強会後の懇親会で盛り上がったテーマ。

「クリエイター進化論」

デザイナーやエンジニア、建築家などの現状、有り方、今後について各業界・業種のメンバにて話したが、基本共通していた。

各業界では境界線が段々と無くなって来ているように(携帯とカメラのように)、それが職種レベルでも起こってきているのではないか。

かつ、簡単なアウトプットであれば、今は様々な優良かつ無料のサービス(ツール)も出てきているため、簡単なデザイン、簡単なコードしか書けないクリエイターは、どんどん追いやられていく。

そのまま変化・進化しなければ、クラウドワークスなどのサービスにあるように、安価で競合の多い世界で苦しい戦いを強いられるようになってくる。

一方で、物事を突き詰めていくと(突き詰めていくタイプは)、他の職種の領域にまで段々と手をひろげている(進化している)。

エンジニアであれば、段々とデザインもできるようにして、目に見えるアウトプットも作れるように。
デザイナーであれば、段々とプログラムもできるようなって、動くアウトプットも作れるように。

と。
ここら辺の考え方はDYSONの「デザインエンジニア」と考えが近い。

DYSONは「デザイナ」が1人もいない。
すべてがエンジニア。

あのカッコいいフォルムは全てエンジニアが考えている。

機能を追及していくと、結論として機能美として最適化されていくため、デザイナーが不要なのだという。

その考えはものすごく共感するし、実感している。

ただ、どの業界・職種・会社も同じで、こういったのは、意識や感度が高く優秀な人材しか気づけていない。

というか、
それ以外の人材は、気づこうとしていない。
というか、
目を背けている。自分たちは大丈夫だと。

意識の高い人との話は業界業種問わず刺激になる。

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プロフィール(当メディアの運営者 兼 筆者)

保育園協会の園長から「ITで保育業界を変えたい」と相談を受け、保育士と協力し合い、保育以外の業務を自動化し、保育士が保育に専念できる環境を創り上げる。

そして、保育の現場で子ども達の個性=無限の可能性を育む環境に関る中で、大人社会でも同様のことはできないかと考え始めたところ、「こどもも大人も凸凹(違い)を認め合える社会」の実現を目指すNPO法人オトナノセナカに出会い参画する。

現在はNPO活動と並行して、フリーランスエンジニアとして自分が得意とする「IT」x「教育」x「子育て」の分野を中心に活動を開始する。様々な人がお互いを認めて高め合い、創造性が渦巻く楽しい世界を目指して。

プログラミングレッスン・教室、IT研修・教育、ITコンサル・マーケティング、IT(技術)相談・支援、システム開発(WEB・スマホ)、保育園IT化、子ども・子育て関連事業など