クリエイター進化論 ~今の時代のクリエイターに求められるもの~
先日参加した勉強会後の懇親会で盛り上がったテーマ。
「クリエイター進化論」
デザイナーやエンジニア、建築家などの現状、有り方、今後について各業界・業種のメンバにて話したが、基本共通していた。
各業界では境界線が段々と無くなって来ているように(携帯とカメラのように)、それが職種レベルでも起こってきているのではないか。
かつ、簡単なアウトプットであれば、今は様々な優良かつ無料のサービス(ツール)も出てきているため、簡単なデザイン、簡単なコードしか書けないクリエイターは、どんどん追いやられていく。
そのまま変化・進化しなければ、クラウドワークスなどのサービスにあるように、安価で競合の多い世界で苦しい戦いを強いられるようになってくる。
一方で、物事を突き詰めていくと(突き詰めていくタイプは)、他の職種の領域にまで段々と手をひろげている(進化している)。
エンジニアであれば、段々とデザインもできるようにして、目に見えるアウトプットも作れるように。
デザイナーであれば、段々とプログラムもできるようなって、動くアウトプットも作れるように。
と。
ここら辺の考え方はDYSONの「デザインエンジニア」と考えが近い。
DYSONは「デザイナ」が1人もいない。
すべてがエンジニア。
あのカッコいいフォルムは全てエンジニアが考えている。
機能を追及していくと、結論として機能美として最適化されていくため、デザイナーが不要なのだという。
その考えはものすごく共感するし、実感している。
ただ、どの業界・職種・会社も同じで、こういったのは、意識や感度が高く優秀な人材しか気づけていない。
というか、
それ以外の人材は、気づこうとしていない。
というか、
目を背けている。自分たちは大丈夫だと。
意識の高い人との話は業界業種問わず刺激になる。