初心者のためのプログラミング勉強方法講座 ~プログラミングは何から始めればいいの!?~
プログラミングを始めてみよう!!
こんにちは、現在、プログラミングの講師をしています。
近年のプログラミングブームや注目を受けて、もしくはスキルアップして転職するために、
「プログラミングを始めてみよう!」
と思ったものの、何から始めればいいのか・・
という方はいると思います。
そこでプログラミング未経験者・初心者の方向けに、プログラミングをするために何から始めればいいのか、またプログラミングを始めるために決めることや準備すること、そして勉強方法を以下にまとめました。
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STEP1)どのプログラミング言語にするか決めよう
プログラミングを始めるためには、まず、どのプログラミング言語でプログラミングをするか決める必要があります。
一言でプログラミングと言っても、プログラミングには何種類ものプログラミング言語(プログラム言語)が存在します。
(例えば、「外国語を勉強する!」と言っても、外国語には英語・中国語・フランス語など多数あるので、どれを勉強するのか選択するのと同じことです。)
もし、プログラミング言語自体やプログラミング言語の種類を知らないという方は、まずは以下の記事を見てみて下さい。
プログラミング言語とは? ~プログラミングって何か、初心者でも分かるように教えて!~
プログラミング言語とは? ~プログラミング言語の種類には何がある?~
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STEP2)プログラミングの勉強方法を決めよう
どのプログラミング言語にするか決めたら、次は、そのプログラミング言語の勉強方法を決める必要があります。
プログラミングの主な勉強方法は以下になります。
自分でプログラミングを勉強する場合
本を買って勉強する
手軽かつすぐにできるプログラミングの勉強方法としては、やはりプログラミングの本を買って勉強することです。
大抵のプログラミングの本には、プログラミングを始めるために必要な準備事項やパソコンの設定方法・ソフトウェア等が、図付きで細かく載っていることが多いので、初心者の方にはおすすめです。
最近はプログラミングの勉強方法が掲載されているプログラミング学習WEBサイトも多いですが、プログラミングを全くしたことが無い人には本を買ったほうが向いているかもしれません。
理由としては、プログラミングを始めるための準備の手順(※環境構築といいます)は、初心者の方にとっては難易度が高いのですが、本の場合、これが図付きで詳細に書かれていたり、各プログラムの説明についても「◯◯のようにプログラムを書けば□□のような動きをする」だけでなく「なぜ◯◯のようにプログラムを書けば□□のような動きをするのか」などの解説があることも多いため、プログラミング学習WEBサイトでは解説されないようなことも載っており、しっかりとした基礎が身につく(可能性が高い)からです。
- HTML/CSS未経験者・初心者の方にお勧めの本
-
※「HTML/CSSの未経験者・初心者〜中級者にお勧めの本」にて、上記の本の詳細や、他にもレベル別にどういった本がお勧めかをまとめてみましたので、よければご参考下さい。
- JavaScript未経験者・初心者の方にお勧めの本
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※「JavaScriptの未経験者・初心者〜中級者にお勧めの本」にて、上記の本の詳細や、他にもレベル別にどういった本がお勧めかをまとめてみましたので、よければご参考下さい。
- PHP未経験者・初心者の方にお勧めの本
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初心者から中級者を対象とした幅広い方に向いている一冊。
ただ、内容がかなりびっしりと書いているので、プログラミング自体未経験者には少し向いていない。
(プログラミングを何かしらかじったことがる初心者以上の方向け)※「PHPの未経験者・初心者〜中級者にお勧めの本」にて、上記の本の詳細や、他にもレベル別にどういった本がお勧めかをまとめてみましたので、よければご参考下さい。
WEBサイト(プログラミング学習サイト)を見て勉強する
上記でも述べましたが、自分で勉強するもう1つの方法として、本と同様に、手軽かつすぐにできるプログラミングの勉強方法としては、プログラミングWEB学習サイトを見て勉強することです。
(また、本と異なり、WEBサイトによりますが、無料のものも多数存在するため、お金(書籍購入)を掛けずに始めることができます。)
プログラミングWEB学習サイトでは、最近、動画付きで解説されているものも出てきているため、全く同じ手順でプログラミングを打てば、基本的にはそのサイトで解説されている内容の通りに動きます。
ただ、デメリットとしては上記の本のところで記載したとおり、「なぜこうなるのか」などの細かな説明がないので根本的部分のプログラミングスキルがきちんと身につかず、別のケースになると結局書けないといったことになっている人をたまに見かけます。(相談を受けます。)
もしくは、プログラミングを始めるための準備・設定(環境構築)がうまくいかず、プログラミングを始めるその前段階から挫折される方もいます。
そのため、プログラミングWEB学習サイトは「超基礎的な内容は知っている人」「プログラミングがどういったものかは(なんとなく・だいたい)知っている人」など、ちょっとだけプログラミングをかじったことがる人に向いているかなと私個人は思っています。
人にプログラミングを教えてもらう場合
上記で本やWEBサイトで独学で学ぶ場合についてご紹介しましたが、プログラミングを全く見たことも・聞いたこともないという未経験者の方の場合、独学での勉強では、途中で挫折してしまうケースが多いです。
というのも、プログラミングというのは、何か1文字でも入力間違いがあれば、エラーが表示されて動かなくなったり、画面が真っ白になって動かなくなってしまいます。そのため、本や学習WEBサイトで独学でやっている場合、何かを間違えた時に何が間違えているのかを誰も教えてくれません。そのため、自力で解決できず、そこから先に進めなくて、そのまま挫折するというケースがあります。
私がIT研修やプログラミングレッスンで教えている方の中にも、はじめは独学で勉強しようと本を買ったり、学習WEBサイトを見てやろうと試みたことがあるそうですが、かなり多くの人が上記のような理由で、勉強をはじめてすぐに挫折したという方がいます。
そのため、全くの未経験者の場合、初めて学ぶプログラミングに関しては以下のような人から教わる方法をおすすめします。
プロラミングスクールに通って教えてもらう
塾形式や家庭教師形式(マンツーマン)のプログラミングスクールが増えてきています。
※また、最近はオンラインスクールという形で好きな時間・場所でマンツーマンできる プログラミングスクールもあります。
ワークショップに行って教えてもらう
こちらは個人が単発で行っているワークショップのケースです。
(上記のプログラミングスクールは基本的に法人が運営していることが多いです。)
(プログラミングが書ける)知人に教えてもらう
プログラミングスクールに通う場合は独学で学ぶ場合に比べてお金は掛かりますが、確実に身につくと思います。
(あと、独学だと、すぐにサボってしまうという人にもお勧めですね。お金を払ってるからちゃんとやろうと継続するので。)
なお、プログラミング言語は何か1つ習得できれば、他のプログラミング言語を学ぶ際には本を買って独学で習得できるケースが多いです。
(私も実際そうでした。初めはC言語を学校で学んだ後、他の言語は独学で学ぶことができました。)
理由として、プログラミング言語が変わればプログラミングの書き方(文法)は変わりますが、プログラミング自体の考え方(軸となる部分)は基本どのプログラミング言語でも同じ場合が多いからです。
ただ、まずは本・学習WEBサイトなどで独学で勉強できるかチャレンジしてみて、やはり独学では習得できないという場合に人から教わる選択肢を考えてみるのが良いかもしれません。
この続きとして、次回は「プログラミングの勉強方法を決めたら、自分のパソコン(PC)でプログラミングができるように設定をしよう」を掲載したいと思います。