<WEBサイト制作/開発入門>必要なプログラミング言語とおすすめの本

自分のWEBサイトを作るためには 〜WEBサイトの制作/開発〜

プログラミングの知識は不要、1人1つのWEBサイトを持つ時代に

現在、プログラミングの講師をしています。

老若男女問わず、WEBサイトの利用が日常で当たり前になってくる世の中になりました。
それと同時に、徐々にWEBサイトを個人で持つというのも当たり前になってきています。

ひと昔前までは自分のWEBサイトを持つといっても、アメブロやはてなブログのように皆が同じ見た目のWEBサイト(ブログ)を持つ程度でしたが、最近はオリジナルのデザイン・レイアウトのWEBサイト(ホームページ)を持つようになりました。

さらに、今はオリジナルのデザイン・レイアウトのWEBサイト(ホームページ)を持つにあたり、プログラミングの知識が無くてもWordやPowerPointを使う感覚で自分のホームページを無料で簡単に制作できるサービスが多数出てきています。

しかし、こだわりのWEBサイトを制作したい場合は、まだプログラミングが必要

自分だけのオリジナルWEBサイトを無料で簡単に制作できるようにはなりましたが、

・WEBサイトの細部のデザイン・レイアウトを調整したい
・WEBサイトに動き(アニメーション)を付けたい
・WEBサイトに独自のお問い合わせや会員登録、カートなどの機能を付けたい

といった場合は、まだプログラミング(言語)を覚えて、自分でプログラミングをしてWEBサイトを制作する必要があります。

そこで、今回は自分だけのオリジナルWEBサイトを持ちたいけど、プログラミングをしてWEBサイトを制作したいプログラミング初心者の方に向けて、WEBサイト制作(開発)に必要なプログラミング言語と、それを独学で学ぶにあたりおすすめの本を紹介したいと思います。

WEBサイトの制作(開発)に必要なプログラミング言語とおすすめの本

WEBサイトの制作(開発)に必要なプログラミグ言語は「プログラミング言語の種類 ~スマホアプリ・WEBサイト・PCソフトを作るためには何が必要!?~」にて書いた通り、近年は主に以下4つのプログラミング言語を組み合わせて作ることが多いです。

WEBサイト制作(開発)に必要なプログラミング言語

  1. HTML
  2. CSS
  3. JavaScript
  4. PHP(※)

各プログラミング言語の特徴・役割については以下に簡単に記載しますが、全てのプログラミング言語が必須という訳ではありません。
(HTML/CSSは基本必須となることが多いですが。)

※なお、4つ目の「PHP」に関しては、「PHP」以外の選択肢として「ruby」「JAVA」「Phython」など、他にも色々とあります。ただ、日本では昔ながらPHPが利用されることが多く、そのため、PHPに関する本やネット上の情報が多いため、未経験者・初心者の方は情報が多い「PHP」が良いかなと思います ^^

それでは、以下に各プログラミング言語の特徴・役割とおすすめの本について解説・紹介していきます。

プログラミング言語「HTML/CSS」の特徴・役割とおすすめの本

「HTML」と「CSS」はWEBサイトの見た目を作るプログラミング言語です。
そのため、基本的にHTMLとCSSは必須と考えてください。
(見た目が存在しないWEBサイトは特殊な場合を除いて基本的に無いと思いますので ^^;)

そして、「HTML」と「CSS」は別のプログラミング言語ですが、基本セットで覚えることが多いです。
(本も両方のプログラミング言語が記載して売っているものが多いです。)

HTML/CSSの未経験者・初心者におすすめの本

「HTML/CSSの未経験者・初心者〜中級者にお勧めの本」にて、上記の本の詳細や、他にもレベル別にどういった本がお勧めかをまとめてみましたので、よければご参考下さい。

プログラミング言語「javascript」の特徴・役割とおすすめの本

javascriptはWEBサイトにアニメーション(動き)を加える場合、必要になるプログラミング言語です。

アニメーションというのは、例えば以下のような動きをWEBサイト(ページ)に付け加えることを指します。
・写真をスライドショーで動かす
・画面(WEBサイト)をクリックすると文字や写真が表示(もしくは非表示)される
・マウスをメニューに乗せるとポップアップ(吹き出し)を表示する
・画面をスクロールすると画面の右下に「トップページに戻る」アイコン(画像)を表示する
など

もし、Microsoft PowerPoint(パワーポイント)のアニメーション機能を使ったことがある方は、パワーポイントのアニメーションのようなことがWEBサイトでもでき、それをするためにはJavaScriptというプログラミング言語が必要になるとイメージして頂くと分かりやすいかもしれません ^^
(逆に、WEBサイトにアニメーション(動き)が必要ないWEBサイトの場合はjavascriptは不要です。)

JavaScriptの未経験者・初心者におすすめの本

「JavaScriptの未経験者・初心者〜中級者にお勧めの本」にて、上記の本の詳細や、他にもレベル別にどういった本がお勧めかをまとめてみましたので、よければご参考下さい。

プログラミング言語「PHP」の特徴・役割とおすすめの本

phpはWEBサイト上で「データ処理」をするためのプログラミング言語と言われています。

WEBサイトにおける「データ処理」というのは、具体的な機能で言うと「会員登録機能」や「買い物カゴ・決済機能(ショッピングサイト)」などが代表的な例です。
他にも良く見かけるものとしては、企業のホームページやショッピングサイトなどによくある「お問い合わせフォーム(※お名前、メール、要件などを入力して「送信」ボタンを押すと自動的にメールが送信されるなど)」を作る場合にもphpが必要があります。

なお、上記でも書いたとおり、この「データ処理」を行うためのプログラミング言語としては「PHP」以外にも選択肢(他のプログラミング言語)があります。
ただ、PHPはWEBサイトの制作(開発)に特化したプログラミング言語であり、かつPHPは他のプログラミング言語に比べると簡単という特徴があり、また本やネット情報など勉強するために十分な情報があるため、初心者の方は「PHP」をおすすめしています。

PHPの未経験者・初心者におすすめの本

「PHPの未経験者・初心者〜中級者にお勧めの本」にて、上記の本の詳細や、他にもレベル別にどういった本がお勧めかをまとめてみましたので、よければご参考下さい。

プログラミング言語の勉強方法

今回は本で独学で学ぶ場合を紹介させていただきましたが、「初心者のためのプログラミング勉強方法講座」にて、プログラミング言語を学ぶにあたりいくつかの勉強方法を紹介していますので、よければこちらもご参照下さい。

HTML/CSSの初心者〜中級者におすすめの本<WEBプログラミング>

初心者のためのプログラミング勉強方法講座

プロフィール(当メディアの運営者 兼 筆者)

保育園協会の園長から「ITで保育業界を変えたい」と相談を受け、保育士と協力し合い、保育以外の業務を自動化し、保育士が保育に専念できる環境を創り上げる。

そして、保育の現場で子ども達の個性=無限の可能性を育む環境に関る中で、大人社会でも同様のことはできないかと考え始めたところ、「こどもも大人も凸凹(違い)を認め合える社会」の実現を目指すNPO法人オトナノセナカに出会い参画する。

現在はNPO活動と並行して、フリーランスエンジニアとして自分が得意とする「IT」x「教育」x「子育て」の分野を中心に活動を開始する。様々な人がお互いを認めて高め合い、創造性が渦巻く楽しい世界を目指して。

プログラミングレッスン・教室、IT研修・教育、ITコンサル・マーケティング、IT(技術)相談・支援、システム開発(WEB・スマホ)、保育園IT化、子ども・子育て関連事業など