小さな組織(ベンチャー)でも世界や大手と戦える時代に

最近モノ作りの領域で、大手ではできない(厳密にはできていない)ことをベンチャーが実現している記事やニュースを見ることが多くなってきた。

なぜ小さな会社が、“かつてないトースター”をつくることができたのか

商品開発の目的は「パンをこがさない」ということではなくて、「最高のトーストを提供する」こと。最高のトーストを提供するのに、こげていたらおかしいですよね。ただ、それだけのことです。
なぜ大手にそれができなかったのか。当事者ではないので分かりませんが、彼らは「真剣ではなかった」のではないでしょうか。

車椅子のWHILLにしろ、cerevoのLIVE配信機器にしろ、全くの新しいものを生みだしたというよりは既存である製品を更に尖らせたもの。

ヒトモノカネといったリソースが大手より遥かに少なかったとしても、近年はインターネットの発達と大規模な資金調達ができる環境、グローバルでも戦いやすい土俵により、ちょっとしたアイディアと市場のニーズを掴む力、そして、それを実現する技術と想いがあれば、ベンチャーでも十分に大手と戦える環境・チャンスがあるなと日々、感じる。

反面、大手の一角であるSONYはアイボ以降、これといったヒット商品が出ていないと言われている。

※ただ、そういった状況を打破して昔の画期的なモノづくりをするSONYを取り戻すために抜本的改革をしているようで、その状況が昨日も記事になっていたが。
大幅降格、給与ダウン…ソニーの「課長」に起こっていること

大手だから絶対大丈夫・大手しかできないということはもうない。
また、簡単な作業はすべてコンピューターにより自動化されていく。

10年前には全くの想像もつかなかったことが起きている。

エンジニアという立場に関して、本質的にはそんなに複雑なことでは無いと分かっているが、どうあるべきか・どう進むべきか毎日毎日毎日考えさせられる。

プロフィール(当メディアの運営者 兼 筆者)

保育園協会の園長から「ITで保育業界を変えたい」と相談を受け、保育士と協力し合い、保育以外の業務を自動化し、保育士が保育に専念できる環境を創り上げる。

そして、保育の現場で子ども達の個性=無限の可能性を育む環境に関る中で、大人社会でも同様のことはできないかと考え始めたところ、「こどもも大人も凸凹(違い)を認め合える社会」の実現を目指すNPO法人オトナノセナカに出会い参画する。

現在はNPO活動と並行して、フリーランスエンジニアとして自分が得意とする「IT」x「教育」x「子育て」の分野を中心に活動を開始する。様々な人がお互いを認めて高め合い、創造性が渦巻く楽しい世界を目指して。

プログラミングレッスン・教室、IT研修・教育、ITコンサル・マーケティング、IT(技術)相談・支援、システム開発(WEB・スマホ)、保育園IT化、子ども・子育て関連事業など